道路族

【経験談】道路族が原因で家を売却。その後の衝撃の結末!

【経験談】道路族が原因で家を売却。その後の衝撃の結末!

こちらにたどり着いた皆さんは、おそらく、道路族や騒音族に苦しめられ、ネットをさまよってこちらに辿り着いた方でしょうか。

 

我が家も、近所の道路族に苦しめられ、完全に村八分にあい、近所からのパパママからは挨拶も無視され、思いを込めて建てた、憧れの注文住宅を泣く泣く売却しました。

売却して2年・・・。

メンタルは完全に回復していません。

けれど、引越しをして、あの場所から脱出し、今は全く不安なくHAPPYに生きることができています。

 

私達なりに道路族に二度と遭遇しないような場所をとことんリサーチし、今は本当にびっくりするくらい静かに、道路族に全く怯えることなく暮らしています。

 

もちろん、売却時の年齢も若くはなく、普通の一般庶民ですので、お金についてもかなり悩みました。

それでもやっぱり近所に怯えながら、死んでるみたいに生きたくはないのです。

 

道路族の不安に苛まれながら生きていくより、今の新しい場所で、道路族や騒音族にイライラすることなく、ちょっとはお金の不安があるけれど、自分らしく生きていけることのほうが遥かにマシです。

ここでは

  • 引越し&売却を決めた理由
  • 家の査定と査定の結果
  • 査定額とローン残債
  • 売却後の生活はどうなったか?

など、あくまでも体験談であり個人の主観ですが、道路族に苦しめられ、家までも売却せざるを得なかった経験と売却体験をお伝えしたいと思います。

※1

道路族が原因で引越しする経緯

【経験談】道路族が原因で家を売却。その後の衝撃の結末!

まず、我が家の状況がどんな感じだったのか・・・。

我が家の環境

100世帯ある昭和の古い住宅街の一角に、11世帯造成してできた新興住宅に住んでいました。

しかも4メートル道路で、ほぼ袋小路という、道路族にとったら絶好の遊び場&交通量の少ない環境でした。

我が家はなんと一番奥のどん詰まりに住んでいました。

住んでいて気づいたことですが、道路族・騒音族の発生要素にドンピシャに当てはまる場所だったんですね。

道路族・騒音族の発生要素
  1. 新興住宅地
  2. 袋小路
  3. 交通量少ない

我が家は3つの要素をすべて満たしていました。

ミャア子
ミャア子
子供がいるから静かで危険の少ない環境に家を建てたい!と単純に思ってしまったことが間違いの元でした(><)

周りの住宅もほぼ30坪区画の11世帯の新興住宅地で、坂が多い土地で段々畑のようになっている土地だったせいか、声も走るドタドタする音も全て家々に反響するというきうい土地でした。

徒歩3分で大きな公園が目と鼻の先にあるにも関わらず、子どもたちは一切公園に遊びに行かず、「家の前で遊ぶ」「親たちもグルになって遊ぶ」ということが習慣となっていました。

とりさん
とりさん
道路族の子供に聞いたら、家の前で遊ぶのは当然の権利と言ってましたねー
ミャア子
ミャア子
静かに住みたい人への配慮が皆無なんです(><)

道路族が原因で引越し&売却した3つの理由

【経験談】道路族が原因で家を売却。その後の衝撃の結末!

我が家が引越し⇒売却に踏み切った2つの理由をお話しましょう。

1.路駐が酷かった

【経験談】道路族が原因で家を売却。その後の衝撃の結末!

我が家の周りの環境が袋小路で4M幅の道路だったので、近所にくる業者(エアコン工事、リフォームなど)が、

全て我が家の目の前に路駐するという最悪な状況でもありました。

勝手に路駐されて、車の入出庫もできないんです!

腹が立って仕方がなかった。

車で子どもたちを保育園に送迎してから家に戻って、電車で会社に行く・・という感じだったのですが、朝の忙しい時に家の前にトラックが停まっていて車を入れられない!

なんてこともありました。

それだけでなく、子供が高熱を出して保育園に迎えに行っている帰ってくると、家の前に業者の車が路駐・・・

入出庫できず、道の途中で車をとめて、我が子を背負って家まで運んだこともありました。

路駐問題が酷かった、というのも理由の一つです。

業者や近所は、ちょっとだから・・と思うんでしょうね。

周りのみんながちょっとだから、といって路駐するとどうなるかわかりますか?

 

うちにとったら全然ちょっとじゃなくて、頻繁に路駐されまくりなんですよ。

頭が毎日怒り心頭でしたが、うちが嫌いな近所の人はわざとうちの前に路駐させていましたね。

今思えば、嫌がらせとしか思えません。

2.強気に出てくる道路族

そして最大の理由ですが・・・

道路族・騒音族に対抗して色々手を尽くしてきましたが、もうこれ以上、精神的にも、生きていくにも耐えられなくなったからです。

我が家の周りはまるで公園そのものでした。

近所のママパパ集めて盛大に流しそうめんやビニールプールパーティーをやるGWや夏休み期間は本当に苦しかった・・・・。

3.ストレスからパニック障害へ

毎日、会社からバスに乗って帰宅するのですが、家が近くなると動悸が激しくなり、呼吸困難になり、終いには家の前の道が歩けなくなりました

仕方なく、ひとつ先のバス停で降りて、遠回りして、細い裏の小道を通って家に帰ること4年。

家から外にも怖くて出られなくなりました。

外出するときは、玄関を軽く開けて声がしないか確認してからではないと、外にも行けない状況です。

パニック障害は、家にいても突然襲ってくる動悸と発作で、目の前が真っ白になり気を失うことも度々ありました。

この発作がほんとうにきつかった。突然ふとした時にこの発作が起きるのです。

道路族によるストレスでパニック障害にもなり、メンタルはボロボロでした。

この気持ちを吐き出したくて市役所や区役所の心の窓口に電話して泣きながら、とにかく毎日をやり過ごす日々。

私はなんのために生きているのか、それすらもわからなくなりました。

道路族対策は効果なし

だけど、ずっと手をこまねいていたわけではありません。

警察に通報したり、学校や行政に相談したり、最後にはボス宅の職場にクレームを入れたりなど、色々手を尽くしてきました。

道路族の通報の仕方....学校に連絡&警察へ通報した結果
道路族の通報の仕方....学校に連絡&警察へ通報した結果私の住んでいた地域の道路族は、暑い時期も雪の降る日も、狭い住宅地の道路で奇声をあげて遊び回ってました。 狭い住宅地で家々が折り重な...

 

警察に何度も通報したり、ボス宅の両親の職場にクレーム入れて注意喚起しもらったり、学校に相談して道路で遊ばないように指導してもらっても、一向に道路族や騒音族がなくなるどころか、まるで我が家に対抗してくるのでしょう、ますます強気に出てきて、周り近所を引き込んで狭い住宅地で大騒ぎするようになりました。

自治会に相談して解決された、というSNSの情報もありましたが、我が家の場合は「自治会長が道路族のボスママ」だったのです。

ミャア子
ミャア子
自治会トップが道路族・・・

普通なら、職場や警察に色々注意されたら、「周りが迷惑しているんだな」と思うのが普通ですよね?

日々の遊びだけでなく、狭い住宅地内でBBQやや流しそうめん大会、巨大ビニールプールや大人数で外でパーティーとますますやりたい放題で、ますます規模を大きくして騒ぐようになりました。

道路族はたまたま3人以上子供がいる家庭が多かったのですが、下の子供が生まれたらまた世代が変わって数年続く、この繰り返しです。

私達はいったい、何十年我慢して生きていかなければいけないのですか?

家を手放す・売却を決意

「子どもの進学を機に家を売却して引越しをする」という名目のもとに、メンタルも体もボロボロだった私は、家族の理解をなんとか得て、売却を決意しました。

ずっとタイミングを見計らっていた、というのもあります。

夫も流石に近所の行動や道路族には辟易していましたし、毎日仕事中に電話してくる私をみて決断してくれたようです…。

「ここから出ていける」とこの家を売却を決意した瞬間、私の目の間がパ~~っと明るくなりました!

気持ちの切り替えができるだけでここまで気持ちが楽になれるとは!本当にびっくりです。

【経験談】道路族が原因で家を売却。その後の衝撃の結末!

まるで、こんな澄み切った青空のように(笑)

こんなことかもしれませんが、メンタルが一気に回復したと思うくらい心の重りがなくなり、心が晴れやかになるのです。

経験者ならわかると思いますが、まだ売れたわけでもないのに、ここから脱出できると思うだけでも生きてる実感を感じました。

査定・売却の不安

とはいえ、せっかく建てた思い入れのある注文住宅を売却するって、その後の自分の人生に大きく関わることなので、とても不安です。

「本当に売却していいのか・・・。?」

その時私が抱いていた不安ですが、

査定前の不安
  • 期待している金額で売れるのか?
  • この家ってどれくらいの資産価値があるの?
  • この年齢で新しいローンなんて組めるのか?

でした。

【経験談】道路族が原因で家を売却。その後の衝撃の結末!(ローン返済書。毎月せっせと、ちょっとずつでも繰り上げ返済してきた証拠です。)

やっぱり何よりも一番はお金のことが心配でしたね。

おそらく私だけでなく、本当は売却なんてしたくないのに我が家のような事情を抱えた人は皆かなり不安になりますよね。

最初に家を建てた時に組んだローンが30代。

あれから11年たって夫婦ともに40代です。

40代で売却して新しいローンなんて・・・ここから35年ローンなんてしたら70代80代に突入してしまう、本当にこれで大丈夫なのか?

お金のことを考えると全く決断なんてできないですし、「私さえ、私さえこの環境を我慢すればいい」、とさえ感じてしまうことも度々ありました。

売却に対する不安の断ち切り方

それでも、お金の心配より、不安や道路族に耐えながら自分の人生を生きていくほうが

私にとって絶対に耐えられません。

 

お金なら働けばなんとかなります。

賃貸に住んでいたって、結局一生賃料を払い続けないといけないんです。

最終的には腹をくくって、「ここから出ていけるんだから!」という気持ちでいると本当に前向きになれたので、ここから脱出することだけを考えてました。

ミャア子
ミャア子
余談ですが、プレジデントの記事で見たのですが、91歳のおばあちゃん精神科医なんて(そもそも医者だからすごいですが・・・)、7人の子どもの教育費(うち3人医学部の学費)を90歳で払いきったというじゃないですか。

 

  • もし、査定してみて残債が大きく残ってしまう
  • 売却後、新しい家が金銭的に無理・・・

というのであれば、

一生賃貸でも全然いい。その時はその時!それより、ここから脱出できないほうが、人生台無し

と割り切って、売却に対する不安を断ち切りました。

でも実際、査定してもらってこれらも杞憂に終わりましたよ^^

売却はいつまでに?

【経験談】道路族が原因で家を売却。その後の衝撃の結末!

※かなりぼかしが入っていますが、これが被害にあった家です。

我が家にも2人子供がいます。

学校の進学関係もありましたので、下の子が学校を卒業するタイミングをみはからって、家を売却することを私の中で決めて、売却活動をしていくことに決めました。

つまり、下の子が卒業するまでに家を売却したいという目標をたてました。

下の子がちょうど小学校の5年生の時でしたので、ここを出て売約すると決意した時から、約1年半前後という期間で家を売却できるかどうか、という感じでした。

売却すると決意したからは、できるだけ早く査定してもらわなければです。

戸建ても「場所」や「駅近などの環境」「人気のある場所なのか」によってすぐに売れる売れないといった状況に左右されることもあり、売却活動すぐに売れるとも限りません。

できるだけ早く!というのがベストですが、自分たちの目標を決めて動く心づもりがいいです。

家を売却する

【経験談】道路族が原因で家を売却。その後の衝撃の結末!

はじめての家の売却ですが、売却など右も左もわかりませんでした。

親にも聞けないし、周りに売却したことのある知人もいません。

ミャア子
ミャア子
両親には家を売った後に全てを報告しました

そこで、我が家は近所に聞くわけにも行かないし、他県に住む高齢の親に心配をかけるわけにもいかないので、ひたすらネットで検索しまくりました。

①査定する業者を決める

ひたすらネットで検索しまくりましたが・・・結果、一括査定を利用しました。

 

一括査後、不動産屋さんの営業さんからの電話もかかってきました。

面倒な押し売りのような電話は全くなかったですし、思っている以上に丁寧で非常に安心しましたよ^^

最初は一つ一つ、ネットで近所の不動産屋さんを探して、一軒ずつ問い合わせフォームで連絡しようと思っていましたが、それも面倒だったし、正直どこを選んでいいのか全く検討もつかず。

不動産会社の選定もGoogleの口コミも参考にしてましたが、口コミって正直、担当者によって違うし人によって感じ方も違うので、どこの不動産屋さんもしっかりした企業さんなのであまり変わらないと感じました。

 

いろんな一括査定サイトがたくさんあったのですが、我が家はイエウールを使い査定しました。

イエウール すまいvalue HOME4U マンションナビ
利用者数数 約1000万人 約100万人 約700万人 約360万人
不動産会社数 約2000社 大手6社 約1800社 売却6社賃貸2社
売却サポート
実績
年間20万件 年間11万件 (累計)50万件 不明

 

イエウールを使った理由は、不動産登録者数が約2000件あり、利用者数が一番多く、不動産会社数も圧倒的に多いという点で選びました。

初めての売却で不安だったし、家に来てもらう前にたくさんの会社をあぶり出して、webの時点で数社に絞り込みたかったという点もありました。

いくつかサイトを利用してみたのですが、特にイエウールの一括査定の入力が、聞かれるがままに答えていくというウィジェット方式で簡単なものだったので、迷うことなく簡単で使いやすかったです。1分程度で終わってしまいました。

デメリットはあるのか?ということですが、正直、私に取ったら全くデメリットはないと思っています。

きちんと対応してくれる不動産会社さん、そして営業さんをみつけたかったし、仮に途中で売却をやめたとしても自分の家の資産価値を知る良いきっかけになるので、やって一括査定をよかったです。

イエウールの詳細はこちら

②家の査定開始!

いくつかの不動産屋さんに連絡をもらったあと、実際に家に3社査定に来てもらいました。

まずは実際の不動産屋さんとメールのやり取りです。

下の画像は、実際の査定をしてもらう時のやり取りのメールです。

【経験談】道路族が原因で家を売却。その後の衝撃の結末!

 

売却は内密に進めたかったですし、営業車で来られると売却がバレてしまうのが怖かったので、近くのコインパーキングに停めて来てもらうようにお願いしました。

③査定当日

A社、B社、C社の3社ですが、1社以外は、2人体制で訪問でした。

1階のリビングからダイニングキッチン~トイレ~2階に上がって寝室や子供部屋、お風呂場までさくっと見て回るという本当に簡単に見て回るだけのものです。

ものすごく細かく、傷や、建物の基礎や壁、屋根なども見るのかな?と思いきや、サラッとみて終わりです。

どうやら、

  1. この時の土地の相場
  2. 築年数
  3. ハウスメーカー

でだいたい決まってしまう感じです。

 

家の中だけでなく、家周りをぐるりと見て外観を見て回り、そのまま査定終了となりました。

その後、数日後に3社ともに査定額の資料を作成していただけました。

  1. A社は再度家まで足を運んで内容&補償制度の説明
  2. B社もお二人で来訪し内容&補償制度の説明
  3. C社営業所もで行くと私達が決め、営業所で内容や補償制度の説明

という流れで査定が完了しました。

査定の結果

ドキドキの家の査定の結果です。

そのままの数字をここではお伝えすることができませんが、どんな感じで査定されたのか、元の金額は仮の数字でぼかしますが、お伝えします。

物件情報
  • 首都圏内
  • 築11年目の一戸建て
  • 某輸入住宅の注文住宅
  • 約99平米延床
  • 約31坪の土地
  • 家の前は4mの私道&市道の半々
  • 11軒持ち分の私道あり
  • 建築費:2500万+土地価格:3280万=5780万
  • 外構費:440万(2度やってます)

※建築費と土地価格はぼかしてます

査定結果
  • A社:4800万
  • B社:4780万
  • C社:4850万

という結果でした。

ミャア子
ミャア子
全然元なんてとれません。

11年も立ってる家であり、坂が多く、道幅も狭い住宅地だったためそんなに高額な価格がつかない、ということでした。

3社見積もってもらいましたが、ほとんど横並びの査定金額という結果でした。

また、どんなにガーデニングや外構にお金をかけても、全く査定金額に反映されない、という事実もわかりました。

ということになります。

ミャア子
ミャア子
やはり坂道多いし、なんといっても袋小路で築11年。そこまで高額な値は出ませんでした。

査定後、A社で売却を決行

3社から見積もりをもらいましたが、A社で「専任媒介で進めることを決めました。

A社に決めた理由は、営業さんの「熱意」「人柄」これです。

まめな連絡、不安を取り払ってくれる回答、なによりも頑張って高い金額で売ります!という熱意が一番あった営業マンの熱意で来ました。

3社ともに安心できる仲介保険などあり、どこのほぼ差はありません。

結局は営業さんの買い主さんへの熱意・営業力と、地元で知名度のあるしっかりとした会社がいいとも思います。

残債はカバーできるのか?

一番気になるところですよね。

築11年目でどれだけローンの残債が残っているかで「賃貸」か「新築」か、はたまた「中古」か「住みたい場所にすめるか」、などかなり条件が変わってきます。

我が家のこの時のローンの残債が約2000万ほどでしたので、

査定額4800-残債2000万=2800万  ※数字はぼかしています

結果、2800万円が手元に残る計算となりました。

とりさん
とりさん
新築時に払った金額には到底及ばないのは仕方ないけれど・・
ミャア子
ミャア子
たとえ500万でも1000万でもまとまった金額が手元に残れば、次の家の頭金にできるし、賃貸であっても心強いよね。

売却を途中でやめることもできる

売却は、スーモやat Homeに家が掲載され、内覧もありますが、途中で売却をやめることもできます。

実際、売却を決めた営業さんに聞いても、売却を途中でやめるかたもいらっしゃいまし、SNSの知人も売却活動中に売却をやめた、という方もいらっしゃいました。

  • ローンの残債が売却価格より多かったらどうしよう
  • やっぱり、思い出の家を売りたくない

という不安が私にもありました。

最後の最後まで、本当に私も迷いに迷いました。

子供が赤ちゃんの頃か育った思い出のいっぱい詰まった大切な家屋だったからです。

 

突然、道路族が消えた!という奇跡でもおきたら、売却をやめようと思いました。

とりさん
とりさん
自分の資産なので、売る売らないは自由なので気が変わっても大丈夫です
ミャア子
ミャア子
やはり奇跡は怒らなかったのでそのまま売却を続けました

道路族の件を営業さんに伝えるべき?

売却査定後、専任売却の契約を結ぶ時に道路族の件を伝えるべきか否か、ということですが、我が家は伝えませんでした。

理由は、この家で事件があったり死亡事故があったりなどの特筆事項ではないと判断したからです。

次に来てくださる方が近所同士でワイワイやるのが好きかもしれませんし、そういうものだと仲良くやっていく方かもしれません。

そこは我が家が決めることではありませんので、そのままお伝えせずにいました。

売却開始~売却完了

売却を始めたのがちょうどコロナ最盛期。

決まっていた内覧すらウイルス感染が怖いといって突然キャンセルもありました。

SUUMOやat Homeに我が家が掲載されていたので、近所にバレないかビクビクしていました。

営業さんと話し合った結果、査定額4800万からの売出しではなく、強気の5300万からの売出し価格となりました。

11月売却開始 5300万で売出し
翌年1月 5100万に価格を下げる
翌年7月 5050万で売却!

途中で5100万円に価格を下げたのは、周りの相場の新築や中古戸建てより高かったせいもあり、反応が少なかったからです。

どんなに内装が素敵でも、外構がかっこよくても、相場より高いと売れにくいです。

下げ幅ですが、売値の1割・・という話でしたが、我が家はそこは譲らず、手堅く下げていきました。

結果、5050万で売却することができたので、査定価格よりも250万ほどプラスで売却することができました!

売却時には、不動産会社に仲介手数料(売却額 × 3% + 6万円 )+消費税である157万円や印紙代など、もろもろ支払いが必要になるので、少しでも高めに売れて本当によかったと思います。

我が家の場合は三井住友銀行でローンを組んでいたので、WEBを使った一括決済を行ったので、住宅返済手数料は5000円で済みました。

家の売却が決まると、銀行がローンを組んでいる銀行さんによって手数料が掛からない、安い方法を教えてくれますよ。

家の引き渡し~現在

【経験談】道路族が原因で家を売却。その後の衝撃の結末!※建築中の今住んでいる新しい家です。

目標にしていた1年半でしたが、9ヶ月ほどかかって売却することができました。

待っている9ヶ月間も

「早く売れて~~~」

と心から毎日祈っていました。そんな中でも、当然ながら道路族は消えることはありませんでした。

本当に辛かったですが、「ここから脱出できる!」という希望があったのでやっていけたのだと思います。

コロナ禍で土地や建材費が爆上がりする前に売れてしまったのですが、きっと今だったらもっと高く売れたんだろうと思います。

少し待って高く売れたとしても、もうあれ以上あそこにいるのは限界で無理です。

 

その後、子どもの卒業とともに何事もなく、無事に売却&引越しすることができました。

 

ホッとしましたね・・・。

人生やり直すことができるんだ、買い主さんが売却を決めてくれた時は身震いした覚えがあります。

 

そして一旦は賃貸に移り住んだものの、今の物件を見つけ、売却で残ったお金を頭金にして新しい家に住むことも叶いました。

ミャア子
ミャア子
勿論、二度と同じ繰り返しをしない場所を研究し見つけましたよ!

 

今思うと、あんなに何年も何年も我慢して、警察にも学校にも道路族親の職場にもクレームいたりしたり戦った時間を無駄だったなあと思います。

メンタルもボロボロで生きた心地なんてしなかったですから。

本当に、とっと売却すればよかった思っています。

思い出の詰まったお金をかけた家かもしれませんが、家を保持するより自分たちの不安のない人生のほうが遥かに大事です。

あの、くよくよ悩んでいた大事な時間も、子どもたちと笑って過ごしていたはずの時間も戻ってきません。

紆余曲折ありましたが、今では道路族とは全く無縁の生活を送ることができ、心の底から穏やかな生活を送ることができて、快適すぎます!

本当に売却して、道路族の棲家から脱出できて・・・本当に幸せです。

私と同じように道路族い悩まれていらっしゃる方、私以上にきつい環境の方もいらっしゃるでしょう。

環境が辛いのであれば、ぜひ一歩踏み出してみてください。

利用した一括査定サイトはこちら

※1 本記事はイエウールの運営元である株式会社Speeeの委託を受けて作成しております